【西那須野　塾】僕の理想の授業 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

集団授業では板書が命です。

板書のためには入念な授業準備が必要でしょと皆様思われるでしょうし、僕もそう思っています。

板書に向けて入念な準備をするのが、職人型の板書と分類できるでしょうか。

そして世の多くの講師は、職人型に分類されるのではないのでしょうか？

そして板書にはもう１つあります。

それは芸術的な板書です。

芸術的な板書とはいったい何ぞやという話です。

こちらは職人型とは対照的に授業の準備をしないタイプです。
板書案無しで授業に臨む方々です。

こういう集団授業はやっぱり駄目なのって思われるかもしれませんが……実は逆なのかなと思います。

僕の分析では芸術的なタイプの人の授業は、どうやら満足度も高いようです。

講師の板書案がなければ、講師と生徒たちで授業を一緒に作り上げている感は最高地点に達するでしょうし、このほかにはない空気感が「楽しい！」「分かりやすい！」という高評価につながるのかもしれませんね。

しかしこの芸術的な板書は誰しもが真似できることではありません。

何かの間違いで塾講師初心者が僕のブログをみたとして、芸術的な授業を行うことはおすすめしません。

いやっ、むしろ絶対にダメです。

芸術的な集団授業を成立させられるのは、集団授業を極めた強者たちだけですから。

おそらく今は芸術的な集団指導をしている人も、かつては職人型の集団授業をしていたはずです。

職人型の集団授業のために準備していたものを何十回と教えるうちに、知識が自分の血肉に変わったのでしょう。

だからいまは板書案無しでも、面白くて分かりやすい授業をできるのかなと。

芸術的な集団授業というのは、集団指導の到達点なのかなと僕は思っています。

いつかは僕も到達したいですね。

髙橋の集団指導は芸術だと言ってもらえるような高みに。

頑張ります。