【西那須野　塾】5教科のなかでもとりわけ大切なこと | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

覚えることだけで完全に対応しきれないのは「読み書き算盤」の3つです。

もっと具体的に言うと、作文・読解・数学(算数）です。

近世以降の日本では「読み書き算盤」の教育を中心にしていきました。

この3つは論理的に物事を考える素養となるからでしょう。

作文のためには論理的に文をつなげて文章に組み立てないといけない。

文章を正確に読解するためには論理的に分解して理解しないといけない。

算盤で計算をするためには論理的に演算しないといけない。

どの教科でもダメですが、特にこの3つはなんとなくが許されていないものなんですよね。

ただ、この3つはなんとなく考えがちなものなんですよね。

「なんとなく文をつなぎ合わせて文章を作る」

「なんとなく文章を読んで理解したつもりになる」

「なんとなく計算して答えを出してみる」

気持ちは分かりますが、なんとなくを排除していかないといけないのかなと。

作文は「結論と具体例とまとめ」のテンプレートを指定された文字数でまとめる。

読解は「どうしてこの文がここに書かれているのか？」を定義しながら読んでいく。

算盤は「計算・公式の利用」を忠実に行う。

この3つの教科の良いところは相関関係があるところです。

数学が出来るようになれば、国語の作文・読解の点数にもつながっていきます。

あれもこれもそれもと言われると混乱するので、まずは数学で論理的に考える力をつけることからかなと。

論理的に物事を考えれば、本来は計算ミスも起きうるものではないんでね。

まずは計算ミスをしないということが、論理的な思考の第一歩なのかなと。

そう思っています。