【西那須野　塾】後悔と未練は違う？ | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

中国のことわざで、このようなものがあるそうです。

「十年偉大なり　二十年畏るべし　三十年歴史なる」

もちろん意味としては、「1つのことを長く続ければ大きく成長できる」ということです。

高校受験にせよ大学受験にせよ、どれだけ今まで勉強を積み重ねてきたかが真価を問われます。

僕が一橋大学に届かなかった背景として考えられるのも、勉強関係で可愛いお尻に火が付いたのが中学3年生の頃だったのでそこからの上げ底を考えると、やはり大学偏差値70という壁は超えることができなかったのかなと。

そういう意味では僕も学生時代の勉強に、まったく後悔が無いといえばそれは嘘になります。

ただ僕自身も燃え尽きたと言えるぐらいの努力はして大学偏差値65の壁は通過できましたし、現役時代の時点ですでに大学偏差値70の壁を超えるには「持って生まれた非凡な頭脳」か「小学生の頃からの研鑚」が欠かせないのだろうなとはひどく痛感したので、未練のようなものは無かったです。スタート自体は遅かったかもしれませんが、先に走り出していた子たちの背中を追いかけるために一生懸命に努力をしたとは、自分なりにも誇れていたので。

受験は結果勝負なので、泣く人も笑う人もいます。

そればかりは仕方がない。

受験を戦い終えたあとに、今までの後悔という感情が生まれることもあるでしょう。

ただ「やれるだけやった結果の後悔」と「やり残したことがあった結果の後悔」では、そのあとに燻る未練というものまったく違うのかなと。本当にやれるだけやったなら、きっと未練も生まれませんから。「星の回りどころが悪かった」なんて言い訳が生まれてしまった場合は、それは燃え尽きるほど努力を出来ていなかった証拠です。本当にやれるだけやったのなら星の回りの悪ささえも、運命だったのだと受け入れることができますから。

塾生たちには受験後に未練が残らないような努力を、常日頃から大切にしてもらいたいなと思っています。