【西那須野　塾】勉強と目標設定 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

「目標は可能な限り分解するのが良い」とよく言われます。

もちろん目的を明確にするという理由もあるでしょうが、僕が思うにさらに副次的な要素もあるのかなと。

勉強を例にして考えてみましょう。

5教科で400点を目標とした際に、目標の立て方は大きく2つあります。

①5教科で400点という大きな目標を立てる

②国語80点・社会80点・数学80点・理科80点・英語80点という細かい目標を立てる

今回は5教科で380点だったと仮定します。

①のような大まかな目標だと、惜しくも目標が達成できなかったという事実だけが残ります

②の場合はどうでしょうか？

380点の内訳が「国語80点・社会80点・数学60点・理科80点・英語80点」だったとします。

国語・社会・理科・英語は目標を達成できていて、数学だけ惜しくも目標達成できなかったということです。

①にしろ②にしろ、惜しくも目標は達成できなかったという事実は残ります。

でも今回の結果が、このあとの勉強のモチベーションにつなげていくものは違いがあるのかなと。

①の目標の立て方だと達成感はありませんが、②の目標の立て方だと5つのうち4つは達成感があります。

同じ惜しいでも、やっぱりモチベーションに与えるものには大きな違いがあるのかなと。

もちろん失敗をモチベーションの燃料にすることも出来る人はいるでしょうが、やっぱり人間は褒められて成長する生き物なんで、成功をモチベーションの燃料にすることが出来る人のほうが割合としては多いはずです。

だから目標は可能な限り細かく設定しておくといいのかな。

僕はそう思っています。