【西那須野　塾】きっとこれがリアルな話です | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

「どうして数学が嫌いになったの？」と、嫌いな教科が生まれた理由について聞いてみます。

そうすると子供たちからはこう返ってくることがあるんです。

「……中学△△年生のときに数学を教えてくれた先生が嫌いで、それからずっと数学が嫌いで……」

なるほど。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと言いますし、教師憎けりゃ教科まで憎いということでしょうか？

納得できるような、納得できないような。

まぁそこら辺の匙加減が上手くないのは、まだ子供たちなので仕方ないっちゃ仕方ないのは分かります。

僕もこの件で子供たちに「甘えるなよ、諸君！　世の中はもっと酸っぱいぞ！」と叱るつもりはありませんし。

（前に嫌いな教科のテーマで話したとおりに、「嫌いな事から逃げちゃダメよ、youたち？」とは思いますが）

まぁ学校の先生も塾講師も教えるのが仕事です。

子供たちに人として好かれるように努力する必要はあるのかもしれません。

どれだけ魅力的な説明をしたところで、本人に魅力がなければ馬の耳に念仏になってしまうのかなと。

逆にありきたりな説明でも本人に底知れぬ魅力があれば、きっと子供たちはこう思うでしょう。

あの先生の話は世界一わかりやすいなぁと。

子供たちに教える立場にいる人は、ただ教えるのがうまいだけではいけない。

子供たちを相手にするからこそ、もっと根本的なことを磨かなければいけない。

子供たちと話をしていて、そんなことを改めて再認識しました。

自戒したいものですね。