【西那須野　塾】ピンチはチェンジ？ | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

キルケゴールは自らが絶望的な状況にいることに気付きながら、本当の自分と向き合わないことは「罪」であると定義しています。 とても厳しい言葉ですね。

でもこういう厳しい言葉で彼が表現するのも、きっとキルケゴールは「絶望」が悪いモノではないと考えていたからです。

キルケゴールにとっての絶望とは「人間だけが患える病であり、絶望を知ることで人は本来の自分と向き合あえる」ものでもあるからです。

人は心があるからこそ、「このままではいけない！ 本当の自分を取り戻すぞ！」と思うことが出来るのに、その感情を利用しようとしないことに警鐘を鳴らしたかったのかもしれません。

ピンチはチャンスとは言いますが、本当のピンチではチェンジを求められるのかもしれませんね。