【西那須野　塾】学習塾の七不思議　その１ | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

【学習塾の７不思議】

学習塾業界の「不思議だなぁ」と思うことに、髙橋が切り込んでいくシリーズです！

まず１つ目の不思議なこと！

料理屋さんでは「美味しくない食べ物を提供しなかったら、すぐに閉店ガラガラになってしまう」でしょうに、学習塾は「なかなか子供たちの成績を上げられなくても、開店ワイワイしている」ところがありません？

僕はこれが不思議だなと。

車や洋服をブランドで選ぶのは理解できますが、学習塾は知名度で選ばない方がきっといいですよ。

ブランドとかではなくて、その学習塾の現場にいる人間に全幅の信頼でお子様を預けられるか。

これだけですよ。

（結局のところ指導はカリキュラムや内容よりも、誰が教えるのかが大切だと僕は思っていますので）

以下は僕の体感・個人的な感想の話になります。

学習塾のことを信用されていない保護者様って、最近どんどん増えているような気がします。

学習塾の「費用対効果」に疑問を持ち始めているのかもしれません。

飲食店でたとえると、「値段は高級店なのに味はファストフードの学習塾」も存在している気がしますから。

そのような学習塾に通われた保護者様にとっては、学習塾が信用できない存在になるのかもしれませんね。

業界に携わるものとして思いますが、これは由々しき事態かなと。

少子化で子供たちが減るなかで、学習塾の信用まで失われたら、学習塾への需要がどんどん失われますから。

今さえよければいいやという考えで業界が成り立ち続けたら、きっと手痛いしっぺ返しをくらうはずです。

僕はこのことを危惧しているんですね。

結局のところ成績アップには子供たちの頑張りが必要なのはもちろん僕だって分かっていますが、だからといって講師が努力しなくていいわけではないんですよ。子供たちを頑張らせるのも、塾講師の仕事です。成績を上げられない責任を自分に求めずに、子供たちに責任転嫁してしまったら、もう現場に立つ資格はないのかなと。

逆張りすることが大好きな僕ではありますが、さすがに「成績を上げることだけをとことん追及する」という理念が、少し逆張りっぽく映ってしまう学習塾業界の風潮は改善されたらいいなと思っています（まぁそのためには指導時間に対して料金をもらうという考え方から変えないといけないので、昨日の話に巻き戻りますがね……）