【西那須野 塾】英語の優れた学習法

query_builder 2022/07/15
大田原市_塾中学生大田原高校大田原女子高校定期テスト
中学校卒業時に何パーセントの子が英検3級を所持しているか?


興味深い記事をつい最近見つけました。


中学卒業時に英検3級の所持者は全国平均で47%の中で、とある自治体だけ86%を超えていたようです。


その自治体とは「さいたま市」です。


さいたま市が義務教育で行っている英語教育の概要は以下の通りです。


①小学1年生からALTらの英語の専門教員さんを配置して、”生きた英語”に触れる機会を増やしている。


②小学校高学年からは、「授業の半分以上の時間が英語を話す」ことに使われている。


なるほどなと。


例えば授業の多くの時間が話すことに使われることがなぜ英語力に繋がるのかというと――僕が思うに暗唱をしないといけないからなんですよね。授業中に話すと言っても、テーマも無く会話をさせられるわけではないでしょうし、必ずテーマがあるはずなんです。「あなたは夏休みは何をするの?」みたいな。そして言わずもがな先生もテンプレートは渡すでしょう。「私は夏休みに海に行く予定です」だったら「I’m going to go to the ocean during summer vacation.」というような感じで。授業を受けている子たちもふぅんでは終わりませんよね。さすがに英語を話せないからと学校の先生から怒られるということはないでしょうが、やっぱり年頃の子供達だと周りのみんなが話せているのに自分だけ話せないのは恥ずかしいと思うでしょうし――必死に覚えますよね。


そして英語を丸ごと覚えるという、俗に呼ばれる暗唱は非常に有効な英語学習なので、英語力に繋がるのかなと。


ただ「話す」ことを授業中に強いるというのは、諸刃の剣なんですよね。


英語が得意な子を生み出す可能性がある一方で、英語が嫌いな子を生み出してしまう可能性もありますから。


英語を読めない・書けない・聞けないせいでトラウマになることはないでしょうが(……テストの点数が低いなぁと落ち込むぐらいです……)、話せないは心に深い傷を負わせる可能性がありますからね。


特に学校の授業だとなおさらかなと。


さいたま市に倣って、安易にほかの自治体も後追いをするのは危険ですよね。


(……充実な英語教育体制を整えたからこそ、さいたま市は結果を残せているのでしょうし……)


ただ暗唱が英語における勉強法でもっとも有効的だというのは、僕も賛成の立場ではあります。


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学習塾マジック

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