【西那須野　塾】あえて山張りをしない意味 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

僕は定期テストに極度な山張はしません。

１つ目の理由として、そもそも基礎と基本の完全習得を学習目標にしているからです。

基礎と基本の完全理解が目標ならば、「テストに出やすい問題」という山張りも不要かなと。

基礎と基本が完全に身に付けば、どんな問題が出ても対応できますから。

２つ目の理由として、山張りに慣れてしまうと基礎的な学力が疎かになる可能性があるということです。

応用問題こそ山張りをしやすいので、解き方をパターン化して指導することは可能です。

高校入試に入って終わりならそれでいいでしょうが、これじゃあ高校に入ってから苦労しちゃいますよね

（山張りに頼り切って高校入試を抜けちゃうと、進学校に入学するような子でも高校１年生の一番最初の段階で勉強についていけないケースも普通にありますから……）

３つ目の理由として、大人たちの山張りで子供たちの成績を上げてしまうと、子供たちの学ぶことへの達成感を奪うことにつながるかなと僕は思っています。

「自分で学ぶ」からこそ得られるものがあるでしょうし、そういう価値観を育てることができれば、大人になっても学べる人に育っていくのかなと。