【西那須野　塾】教え方について | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

「昭和の頃の先生なんて体罰は日常茶飯事だったよ」という話はよく聞きます。

しかし昭和から平成、平成から令和と時代が変遷して、体罰をする指導者は絶滅危惧種になりました。

ただ絶滅はしていないようです。

つい最近も「女性教諭が男子中学生11人のお尻を蹴る」という事件を見かけましたので、まだ生存はしているのでしょう。

力を背景にして子供たちを従わせようとするのは、教える側として間違いなく最低の教え方ですよね。

どんなふうに理論武装をしたとしても、教育的な要素はないかなと。

そもそも僕が思うに叱ると怒るというのは似ているようで、まったく異なるものなんです。

まず叱るというのは、人として間違った振る舞いを正すために発動できる権利です。

もちろん手を上げるのはダメですが、大人が子供に叱ることは時には必要不可欠だとは僕も思います。

でも怒るっていうのは、単純に大人から子供たちへの感情の発散なんですよね。

それで往々にしてこの怒るという時に、暴力も伴いやすいんです。

（綺麗事ではなく本当に相手のことを思っているなら、間違っても手をあげようなんて思いませんので）

そして僕は子供たちの点数が悪くても怒りはしませんし、叱りもしません。

怒ることは論外ですし、点数が低いことが人として間違っているとも僕は微塵も思っていないので叱りもしません。

「塾講師として、その甘さは必ずいつかお前の足元をすくうぞ」と言われればそれまですが――僕もそういう覚悟はしていますので。

厳しさではなく優しさで、人を育てたい。

厳しそうな学習塾の看板を掲げているわりには、ある意味で矛盾をしているかもしれませんがね。