【西那須野 塾】危機感を感じなければ

query_builder 2022/08/02
大田原市_塾中学生大田原高校大田原女子高校定期テスト
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登っていいんだか登って悪いんだか分からない鉄塔のようなものを、命綱なしでグングン登っていく海外の方の動画がYouTubeにはあります。液晶画面越しで見ているだけでも冷や汗が出てしまいます。どんな理念や志があって鉄塔を登っているのかは不透明ですが、上を上をと目指すその向上心だけは学ぶべきかもしれないなぁと思わされます。


人種によって”恐怖を抑える働きをするたんぱく質”の所有量というものは違うようです。


そして日本人は恐怖を抑えるたんぱく質がほかの人種に比べて、非常に少ないそうです。


要するに恐がり屋さんだということです。


島国生まれの島国育ちである我々が、恐怖遺伝子を後世に繋いできたことにどんな意味合いがあるのかは分かりませんが、恐がりであることを生まれ・環境のせいに出来ることはそう悪くはありません。お化け屋敷が恐かろうと、ジェットコースターが恐かろうと言い訳の手段が見つかるということです。面目を保てます(きっと)。


勉強においても危機感というものは存在しているはずです。


しかしこの危機感を発現して、半ば近寄りがたいほどの威圧感を発する子供たちは決して多くはありません。


大半の場合は「受験で失敗する→滑り止めの進学先に行く」という流れが確立されているのに、いったい何に危機感を覚えればいいんだと子供たちから問いかけられたとして、確かに僕も答えに窮してしまいます。念願だった第一志望校に合格できたからといって人生が薔薇色かというとそういうわけでもありませんし、安牌だった滑り止めに進学したからといって人生が灰色かいうとそういうわけではありません。人生いろいろです。


ただ危機感がないまま漫然と進んだ物事というものは、いきなり獅子のような牙を向いてくることがあります。


先ほどの鉄塔の例を考えてみてください。


危機感なくどんどん天辺の尖がりに近づいていったとして、途中で一手間違えば――地上へと真っ逆さまです。


君子危うきに近寄らずと言いますが危機感に満ちた精神を持っていれば、最初から避けられた危機でしょう。


人生とはこういうことの連続なのかなと。


危機感を持って行った1つ1つの行動が、未来の安寧へのパズルのピースになっているのかもしれません。

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学習塾マジック

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