学生たちの本当のゴールとは | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

2018年のOECDの加盟国の調査では、日本の高校生は数学的リテラシーが1位、科学的リテラシーが2位という結果でした。

なんだかんだいって日本の教育環境は、ハイスペック人材を育てていたということです。

日本の受験環境は過酷ですからね。

国公立大学の子だと否応もなく最大で9科目の勉強を強いられますし、ペーパーテスト至上主義の環境だったからこそ、知識が豊富な優秀な人材も育っていったのかもしれません。

だから本当に変えるべきは、高校までの教育のやり方ではなかったんですよね。

いくら優秀な大学に入学できても、日本の大学生は気が緩んで大学での勉強量が疎かになってしまうのことが本当の社会問題ですし、そのような是正が必要だったのですが。

ただこればかりは「大学に入ることがゴール」という風潮を育んでいる学校・学習塾業界、そして保護者様に責任はありますし、やはり大人たちは「高校や大学に入ってから、何をしたいのか？」ということを、子どもたちに問いかけ続けないといけませんよね。

将来のクリアなビジョンがないと、どれだけ立派な高校や大学に入っても意味がありませんから。

大学に入る前にやりたいことが見つかっていけないと、大学に入ってからもやりたいことは見つからないままなんです、結局は。

子どもたちに大きな夢を持たせられないことは、大人たちの罪ですからね。

そしてその罪を、多くの大人たちが背負っているのは忘れてはいけません。