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「捕食」と「補食」という言葉があります。

どちらも「ほしょく」と呼びますが、もちろん意味は違います。

捕食という言葉は「生物が、ほかの生物を捕まえて食べる」ことであり、補食という言葉は「栄養の不足を補うために食べること」です。

でもこれって「捕まえる」と「補う」という言葉を知っていれば意味を想像できますよね？　

そして問題が解けるのってこういう状態なんです。

「捕食」と「補食」の違いに気付くためには、「捕まえる」と「補う」という基礎的な言葉の知識が必要だったように、国語は「漢字・語彙の知識」、社会や理科は「一問一答の知識」、数学は「計算力・解法の暗記」、英語は「英単語」が土台として必要なんです。

とくに英語なんて英単語が読めて書ければ、日本語よりもよほど簡単な言語なんですがね。

でも英単語を二の次にして、不必要なまでに英文法を教え込もうとするので、日本人って英語が読めない・書けない・話せないの３重苦なんですよね。

英単語さえ使いこなせれば、「①誰が　②する　③何を　④どのように　⑤場所　⑥時間」の英語の語順の王道を使うだけで、いくらでも話せるし書けるのですが。