【西那須野　塾】広がり始めている地域差 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

僕は皆さんと同じ栃木県北の出身です。

もっと限定すれば黒磯出身ということになりますね。

塾を立ち上げるのはどこでも良かったので、第二の故郷である埼玉県に戻ろうかなぁとも思っていましたが、結局のところ地元での開業になりました。

今日はその理由を赤裸々に話しましょう。

まず僕は「全国での学力格差」を非常に危惧しています。

背景にあるのが少子化による、県立入試の事実上の全入制ですね。

皆さんも知っているかもしれませんが、栃木県北でも定員割れというものが頻繁に発生し、まともな競争原理が働いているのは数校ほどだと僕は思います。

ただこれは全国的にそうみたいですね。

各都道府県の県庁所在地周辺や首都圏を除き、ほとんどの子が言うなれば勉強をしなくても簡単に公立高校に入れるようになったということです。

「ラッキーじゃん！」なんていう風に、皆さんは思ってはいけませんよ！
僕もそういう時代があったので分かりますが、いつかは必ず皆さんも都会で青春を謳歌したくなります。今はそうじゃなくても、いつかは必ずそう思います。そしてそれは僕もおすすめです。特に大学生として都会に行くなら最高ですね。大学4年間を都会で過ごせるなら、「人生の絶頂期」とも呼べる状況が到来しますよ。無敵です。「誰にも負けないぞ！！」という気分になります。

でも大学に行くためには、全国の人と学力バトルをしないといけません。

そうすると「あまり頑張らずに高校に入れた田舎の子供たち」と、「熾烈な競争を勝ち抜いて高校に入れた都会の子供たち」では、その時点でとても大きな差がついています。すごく正直な話、この差はなかなか埋めがたいものがあります。僕たち田舎ボーイあるいはガールが、シティボーイあるいはシティ―ガールに勝つのは至難の業だということです。多くの人が知らず知らずにこうなっている現状を、僕は非常に「やべぇべ」と訛りながら深刻な顔で嘆きます。

だから僕は地元の子供たちが、「これは困ったぞ！」と高校生になってから思ってしまわないように「都会っ子に負けない勉強の体力作り」を目標として、学習塾マジックを誕生させたのです。みんなもいつか遠い未来のためだと信じて、いまからしっかり頑張ってもらいたいなと。明るく楽しい未来のためにね。