【西那須野　塾】試験と才能・努力 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

頭の良さというものは、覗き見ることはできません。

頭の良さを覗き見る方法があるのなら、その科学的な方法が入学試験の代用とされているでしょう。

現実的にその科学的な方法がないので、一般入試ではペーパーテストで合否を決めているということです。

ペーパーテストの良い所は「才能：努力が３：７」ぐらいの比率で、結果が決まるということです。

勤勉さというのは、大人になっても重要な指標ですからね。

そういう意味ではペーパーテストは、理想的な選別方法なのかなとは感じます。

だから個人的にも才能が重視されるのではなく、努力が重視されるペーパーテストのほうが合理的だとは思うんですが、努力型試験は古き時代のもので、才能型試験が新時代のペーパーテストだという風潮はありますね。

読解力や記述力を求めるペーパーテストに徐々に変遷し始めているのがその証拠でしょう。

もちろん頭の回転の速さを重んじるのも悪くはないでしょうが、それに意識に取られるばかりに努力できるという優秀な指標が軽んじられてしまうようなペーパーテストになってしまえば、それは純然たる劣化なのかなと。

新しいものを追い求め過ぎて古いものを否定し過ぎると、あまり良い結末にならないことは有史以来の歴史が証明しているはずなので、同じ失敗の轍を踏んでしまわないように願っています。