【西那須野 塾】勉強と依存心

query_builder 2022/07/31
大田原市_塾中学生大田原高校大田原女子高校定期テスト
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まだまだ僕も”指導者としての道”は道半ばです。


何事も道を極めようとすればするほど、その道の極地は果て無きものに見えてくるものですから。


この道はすでに完全に究めたと思い込むようになったら、その道を諦めたと同義でしょう。


教育という雪深くてなんとも歩みづらい道に轍を作ってきた中で、僕も経験として気付いたことはあります。


今回のテーマは依存心です。


僕は勉強や受験とは孤独な闘いだと思っています。


勉強も受験も最後は自分1人で闘うものだからです。


そうはいっても1人だけでは見れない世界があります。


そういう世界への懸け橋になるために学習塾というものは存在しているのでしょう。


ただこの懸け橋というものは基本的にはエスカレーター機能はついていません。


自分の足で橋の上を歩く必要はあります。


そのことに気付いて自分の足で懸け橋を駆け上がる子は、どんどん成長していきます。


しかし自分の脚力を疎かにして、講師にしがみつく腕力ばかり鍛える子は――なかなか成長ができません。


依存心が強い子は危険だなと、僕は今までの指導経験上も思っています。


こういうタイプの子は基本的に「自分で考えるのが面倒→だから先生に頼る」という単純明快な思考回路ですので。


自分で考えるのが面倒の子が、先生に教えてもらって頭にすんなり入るのなら、これほど楽なことはないです。


でも基本的には渡したはずのものが右から左へ抜けてしまいます。


子供たちにとっても講師にとっても非生産的で空虚で、その割にはなぜか長い時間が流れてしまっただけです。


子供たちの依存性を満たしてあげれば一見は正しそうに見えますが、果たして真の意味で正解なんだろうか。


依存心を満たすために学習塾があるのではなく、自立心を養うために学習塾は存在しているのではなかろうか。


日々自問自答をする毎日です。


やはりまだまだ道半ばなのかもしれません。


ただ道半ばであればこそ、僕には成長する余地が無限大にあるということです。


そう妄信して日々悩み続けるのも悪くはないのかもしれません。

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学習塾マジック

住所:栃木県大田原市本町1-2701-11 サイトーバルコニー201

電話番号:0287-47-7403

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