【西那須野　塾】義務教育の意味 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

「誰のために勉強しているのか？」

この問いかけに皆さんは答えることができますか？　

そもそも皆さんのような中学生は義務教育という段階にいますね。

それじゃあこの義務教育とは誰が為の勉強かということです。

現在では、日本国憲法が施行された１９４７年よりも時代的な背景が変わりました。

しかし当時は高等学校への進学率も５０％未満でした。

２人に１人しか高校に行けなかったんです（……栃木県北のような辺鄙な地域だと３０％未満とか……？）

昭和の立派な大人たちの頑張りもあり、現在は高校進学率もほぼ１００％になりました。

だからいつからか義務教育が高校受験のためのものになり、本質が見失われてしまったんですよね。

それじゃあ義務教育の本質は何かというと、戦後直後の高校進学率を考えてみると見えてきませんか？　

戦後は２人に１人は中学校を卒業したら社会に出て働いていましたので、義務教育は「社会に出るための最低限の教養を備える場」だったはずなんです。

すなわち義務教育の本質は「１人１人が社会に出るために必要な期間」だと考えても問題ないでしょう。

皆さんは義務教育をどう過ごしますか？