【西那須野 塾】定期テストの英語の勉強法

query_builder 2022/05/28
大田原市_塾中学生大田原高校大田原女子高校定期テスト
ワークは使い込まないと、意味がないです

英語の定期テスト対策です。


詳しい英語の学習方法は後述するとして、まずは英語の定期テスト対策の学習の流れのおすすめから。


①テスト範囲の英単語・熟語の暗記

②学校ワークの並び替えの問題
③学校ワークの穴抜けの問題
④学校ワークの和文英訳の問題


この4つの完成度をどれだけ高められるかが、定期試験での点数に大きく関わってくると思います。


当たり前と言えば当たり前ですが、大切なのは当たり前のことです。


そして学習塾マジックはマジックと言いつつも、こういう当たり前を何よりも大切にしている学習塾です。


基礎的なことを徹底的に繰り返します。


僕の目標も「まぐれで難しい問題を正解することではなく、基礎的な問題を1つもミスしない」ことですので。


で、今日はこれが本題ではありません。


たまには塾講師らしく英語を教える時に大切にしていることでも話そうかなというのが、今日の本題です。


英文和訳(英語を日本語にする)と和文英訳(日本語を英語にする)の2つについて話しておきましょう。


まず英文和訳です。


Takahashi will go to Magic by car tomorrow.


西那須野地区の中学2年生の前期中間テストのメインテーマの未来系の文です。


この英文を和訳するときに、講師にも教え方が2パターンあります。


「綺麗な日本語を作るパターン」と「綺麗な日本語を作らないパターン」です。


綺麗な日本語を作る人は、Takahashi(髙橋) will(でしょう) go(行く) to(~に) Magic(マジック) by(~で) car(車) tomorrow(明日)をまとめて、「髙橋は明日車でマジックに行くでしょう」という綺麗な日本語を結論として生徒に渡します。


綺麗な日本語を作らない人は、Takahashi(髙橋) will go to Magic(マジックに行くでしょう) by  car(車で) tomorrow(明日)でかたまりごとに意味を取って――終わりにします。綺麗な日本語は作らないんです。


じゃあ僕はどっち派かというと、後者です。


「髙橋」「マジックに行くでしょう」「車で」「明日」で終わりにします。


だって、これで伝えたい意味は分かりますよね?


それなのにどうしてわざわざ「髙橋は明日車でマジックに行くでしょう」という完全な日本語にするのかなと。


余計なことをすると、教わっている子供たちは混乱しちゃいますよ。


英文和訳とは伝えたい意味を理解することが目標で、完全な日本語にすることが目標ではないはずです。


だから前からどんどん意味をつかみ取ることを、僕は和訳では徹底させますね。


専門用語ではスラッシュリーディングないし、チャンクリーディングと呼ばれることです。


僕自身これを取り入れてから、高校生時代に英語の長文読解の成績が大きく伸びあがりました。


でも、当時通っていたある1人の塾の先生に教わるまで知らなかったことです。


もっと早く知っていれば、もっと前から英文読解の正確さ・素早さが向上していたかもしれません。


ちょっとした後悔があり、僕はスラッシュリーディングという読解方法を子供さんたちには推奨しています。


続けて、和文英訳についてです。


先ほどと同じく「髙橋は明日車でマジックに行くでしょう」という例文で考えてみましょう。


で、日本語から英語にするときは逆に僕は……日本語を大切にします。


先ほどとは逆ですね。


正しい日本語からは、正しい英語を作り出すことができるからです。


見ていきましょう。


まず日本語も英語も始まりは同じです。


Takahashi から始まります。


それで英語の場合は次に、日本語の一番後ろにあるものを置きます。


今回は「でしょう」です。英語ではwillです。


それで「でしょう」にくっついている日本語は「行く」なので、もちろん英語でも続けます。


goです。


「行く」には「~に」がついていますが、英語ではこの場合の「~に」はtoを使います。


そして「~に」つながるのは「マジック」なので、Magicが次に来ます。


さらに「マジック」は「車で」と繋がっているので、これはby carです。


最後に残っているのは「明日」なので、tomorrowを使います。


これを作った順番にまとめると、「Takahashi will go to Magic by car tomorrow.」になります。


英語を作るためには「先頭を作り出したあとに、後ろから作っていけばいい」だけです。


疑問詞や頻度を表す副詞などの一部はこのルールから外れますが、基本的にはこの規則で英文は作れます。


主語とか動詞とかそういう文法用語を使うのではなくて、日本語と英語の位置関係の違い徹底的に刻み付ければ英文を作りやすくなるのに、この作業が確実に出来る子は……10人に1人いればいいほうなのかなと思います。


まぁ学校教育のみを受けてきた子供たちが10人中10人出来たら、塾講師は廃業になってしまいますがね。


でもだからこそ「スラッシュリーディング」や「日本語と結びつけた英文作成」が出来るようになると、英語の成績はとてつもなく大きく上がりますよ。英語は一度できるようになれば大きく下がることが少ない教科なので、実力テストでも80点以上がコンスタントに獲得できるようになるはずです。かなりの得点源になります。


他には「a」と「the」の教え方、進行形の教え方、不定詞の教え方など、まだまだ僕の方からは言いたいことはありますが、全部を拾うときっと本一冊かけてしまうので……今日のところはここらへんで終了します。

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学習塾マジック

住所:栃木県大田原市本町1-2701-11 サイトーバルコニー201

電話番号:0287-47-7403

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