【西那須野　塾】解けるべき問題・そうでない問題 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

これは賛否両論がありますね。

それぞれの子供たちに「解けなくてもいい問題を設定するのか」という話です。

目標点が満点でない限りは、必然的に解けなくていい問題というのは出てきます。

俗に言う「捨て問」というやつです。

これに対しては、あくまでも試験への勉強中は捨て問という意識を持つべきではないという主張の講師もいますし、勉強中から捨て問を作ったとしても目標点を超えるための問題を確実に解けるようにすることが何よりも大切だという主張の講師もいます。

僕は基本的に後者の派閥です。

解く必要がない問題を勉強中から設定したとしても、それぞれの子供たちが目標点数を取るために必要な問題を取りこぼさないように力をつけてもらうほうがはるかに大切だろうと、僕個人的には思っていますので。

おそらく子供たちや保護者様にとっても満点を取りたいや満点を取ってもらいたいという需要よりも、〇〇点以上が取りたい・△△高校に合格するための点数を取ってもらいたいという需要があるのが現状でしょうし、そういう需要に沿った供給を行うのが学習塾という組織としても正しいだろうなという、相対的な根拠もあります。

あとはそもそも基礎的な知識もおぼつかない子に応用的な知識を教えたところで、消化不良を起こしてしまうのは目に見えていることなので、どういう問題を解けたらいいのか分からない子供たちに目標の点数を取るためにはこういう問題をしっかり解けると良いよという指針を示してあげるのも、塾講師の役割なのかなと思います。