【西那須野　塾】近代日本の歴史と江戸時代の関係 | 西那須野で塾を営み行う集団授業と問題演習で志望校合格を目指しましょう

江戸時代生まれの最後の総理大臣のことを皆さんは知っていますか？　

その人の名前は鈴木貫太郎さんです。

「第４２代の内閣総理大臣」

第４２代の内閣総理大臣とはポツダム宣言を受諾して、第二次世界大戦を終戦へと導いた内閣です。

鈴木貫太郎さんは第一次世界大戦の終戦時から、アジアで覇権を握り始めた日本と、それを好ましく思わない米国の対立が深まっていることを憂慮して、「日本は３００年間、一兵も動かさず、平和を楽しんでいた。今日の日米関係は険悪で、日米もし戦わば、という声も両国から上がっているが、日米は戦ってはいけない」と考える軍人でした。

だから昭和天皇も難航を極める第二次世界大戦の幕引きを、彼に助力を頼んだのかもしれませんね（戦争を始めることはとても簡単ですが終わらせることがとても難しいのは、いつの時代も変わりませんね……）

江戸時代の終わりの開国とともに始まった日本の１つの大きな歴史が、江戸時代生まれの最後の総理大臣によって区切りをつけられたのも運命的です。

近代の歴史を勉強するときはこのことに思いをはせながら勉強をしてみると、また違った視点で学ぶことができるかもしれませんね。